オフィスラブの醍醐味って、あの独特の緊張感だと思うんですよね。
仕事中は厳しいのに自分にだけ弱い顔を見せるギャップ、みんながいるオフィスでこっそり目線が合う秘密の距離感、落ち込んだときにさりげなくフォローしてくれるスパダリ感。給湯室や非常階段で2人きりになる瞬間のドキドキ、外では「〇〇さん」なのに2人きりだと名前で呼んでくれる……。こういうの、刺さりますよね。わかります。
ただ、この作品の刺さりポイントはそこじゃないんです。
ずっとバチバチ関係だった上司が急に口説いてくる。そこが一番やばい。
ぴよいポイント
瀬川さん(攻め)の話をさせてください。
仕事ができて、人望があって、見た目も雰囲気も「デキる男」を絵に描いたような人。取引先にセクハラまがいのことをされても動じず、大人の余裕で受け流せる人です。なのに主人公にだけ当たりが強い。これだけでもうちょっとズルくないですか。
で、そのギャップが炸裂するのがホテルのシーン。2人きりになった瞬間、「やだ」とか「何?」みたいな、ちょっと拗ねたような顔を見せてくる。あの完璧な上司が……?ってなるやつです。ヒロインと一緒にドキッとしてました。そしてそこからエッチになると、今度は雄の顔になる。この振れ幅、反則では?
言葉責め多め・強引なんですが、ちゃんと相手の反応を見ているところが個人的には好きなポイント。デキる男がちゃんと「見てくれている」安心感、あります。
一言まとめ:完璧な仕事顔の裏に拗ねと雄を隠し持つ、ギャップ二段構え型
あらすじ
地方支社に配属された私の上司・瀬川さんは、仕事もできて人望も厚い──でも、なぜか私にだけ当たりがきつい。東京本社への異動を目指す私にとって、正直ちょっと邪魔な存在だった。
そんなある日、取引先からのセクハラに口を出したのをきっかけに、瀬川さんの態度が急変。「お前が可愛く見える呪いにかかった」「今、急速に惹かれてるけど不快?」──いやいや、不快じゃないけど、突然すぎる。
仕事の壁だったはずの上司に、まさかのガチ恋対象にされてしまうお話。
作品の特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シチュエーション | 上司と部下 / オフィスラブ |
| 攻め | 仕事デキる / ドS / ガチ恋上司 |
| ヒロイン | 正義感強め/ エッチではドM |
| 恋愛 | バチバチ→急展開 / 曖昧期間あり / ハッピーエンド |
| 特徴 | 言葉責め多め / SM寄り(甘め) |
感想
ストーリー
ぴよいポイントでも触れたんですが、バチバチだった上司が急にガチ恋モードになるあの流れ。会食帰りのシーンからの告白、ヒロインにとっては些細な行動が瀬川さんの恋心のスイッチになってたっていうズレ、あそこが最初の大きな転換点です。
で、そこからがまたリアルで。
告白があって、最初のエッチがあって、でも関係はふわっとしたまま続いていく。これって好きなのかな、遊ばれてるのかな、って悩むやつ。ヒロインの気持ちがそのまま伝わってきます。
そこに異動の話が出て、瀬川さんの態度が素っ気なくなる。
「やっぱり遊ばれてたのかな」ってなりますよね、これ。でもヒロインは自分からは連絡できない。強がったまま、異動の日が近づいてくる。ヒロインの気持ちになって、じわじわ切なかったです。
この作品、告白→ラブラブじゃないんですよね。そのしんどさと停滞がちゃんと描かれてるから、読んでいてヒロインの気持ちに乗れる構造になってます。
エロシーン
備品室でのエッチ。会社で、しかも異動前日です。そりゃ背徳感がすごい。お互い素直になれないまま来たぶん、このシーンの熱量がすごいことになってます。
瀬川さんはドS気質で言葉責め多め、しかも絶倫ときた。会社でちゃんとした言葉遣いをしていた人が、こういう生々しい言葉を使ってくるギャップ、そこも見どころのひとつです。激しめが好きな方にはかなり刺さると思います。
で、このシーンで一番ぐっときたのがここ。
「好き?俺のこと」「俺の方が好きだから」——エッチ中に何度も言ってくるんですよ。独占欲もむき出しで、ヒロインが自分を避けてたことをさりげなく根に持ってたりもして。あの余裕の上司が、感情の重さを全然抑えられてない。
そんなことするタイプじゃないと思ってたから、余計に刺さりました。意外と可愛いんだなって。
Q&A
ストーリーとエロの比率は?
ページ数でいうとちょうど半々くらい。メリハリのあるバランス型。ストーリーは王道オフィスラブで、エロシーンは甘めのSMっぽい描写あり。
エッチなシーンは何回くらい?
前半と後半に一回ずつ。
モザイクはきつい?
白棒修正です。細い線で修正が入ってるので、生々しさがかなり残ってます。
作者はどんな人?
晴山晴緒先生は、TLやレディコミを中心に活躍されている漫画家さんです。執事・御曹司・ヤクザ・体格差など、女子の「好き」が詰まったシチュエーションが得意な先生です。
絵柄の特徴は
華やかで色気のあるキャラクターデザインが特徴です。特に、男性キャラのガタイの良さと濡れ場の描写が秀逸で、刺さる人が多いです。
作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 態度も身体も全部デカい瀬川さんのガチ恋対象になりました |
| 作者 | 晴山晴緒 |
| サークル | THE猥談 |
| 販売日 | 2023年12月28日 |
| 価格 | 990円 |
| ページ数 | 106ページ |
| 修正 | 白棒修正 |
| タグ | 言葉責め / SM / 連続絶頂 / 潮吹き / 巨根 / 絶倫 |
まとめ
曖昧なまま身体の関係を持っていしまい、遊ばれてるのかな、って思いながらも自分からは動けない。そのもどかしさがリアルで、ヒロインの気持ちに自然と共感できる構成でした。オフィスラブの曖昧な関係性がしっかりと描かれています。
有能で余裕のある人が、感情を抑えきれなくなる瞬間が刺さりました。
仕事が出来る大人の男が好きだけど、ただのスパダリじゃなくて拗れも欲しい、という方にはピッタリだと思います。
完璧な上司キャラ・拗れ展開・激しめな言葉責めなど、刺さる要素がかなり揃ってますし、
ガチ恋成分多めで甘さもちゃんとある。
エロだけじゃなくてストーリーのちゃんと読みたい方に、特にオススメしたい作品です。

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